食べ方のメリット・デメリット

ついったでアグリコラの食べ方について質問があったのでまとめてみました。

家畜、パン焼き、資源換算、日雇いや漁のアクションで食い繋ぐ この4つのメリットデメリット、人数戦での住み分けについて何か基準にするべきでしょうか?

*1
*2

言っても自分もちょっとやってるだけなんで参考程度に見てもらえると助かります。

前提

ファミリープレイではないが、カードの話ではないので大進歩以外のカードの話はしない。
あくまで初心者向けなので、アグリコラ理論にありそうな食べ方は書かない。

結論

先に結論から言うと、基本的にどれか一つだけで食い切れるのは家畜とパン焼きだけと思ったほうが良いです。
もちろん。例外はありますが資材や日雇いなどだけで食い切ることは現実的ではありません。
基本的にかまど/調理場。あるいはパン焼きで食べ、足りない部分を資材変換や日雇いなどで補ったり、つなぎとして使用する感じで進めたほうが安定すると思います。

また、家畜やパンもそれだけで食べ切ろうとすると、きついことが多いです。
飯行動の基盤をそれらに頼ったとしても、それ以外でも食べる手段やあてを作った方が柔軟に動けると思います。

以上を踏まえた上でメリット・デメリットをまとめます。

家畜

メリット

・かまど/調理場さえ手に入れれば飯行動の箇所が増える(羊・豚・牛・野菜)
・食料変換がいつでも行えるため、柔軟な飯行動をとれる
・ゲームが進むごとに飯効率のいいアクション(羊・豚・牛)が増える
・野菜も食べられる
・羊飯アクションがあるので最初から3飯アクションを確保できる(5グリのみ)
・繁殖すれば手を使わずに一定量の食料が確保できる

デメリット

・家畜を食べるにはかまど/調理場が必要
・かまど/調理場の数の多さ故に競合しやすい
・家畜は累積アクションのため、安定した飯行動を行えない
・点数行動との両立が難しい

人数

どの人数でも基本となる飯行動。
競合が発生しないことは基本的にない。
5グリだけ、羊飯があるので確定3飯の場所ができる分やや有利。
序盤から出てきて中盤、後半になるにつれて飯効率が良いものがでてくるし、場所も増える。
全員家畜で食べようとすると飯が辛くなる。
かまど/調理場は豚を食べるかどうかで考えるといいかも?

パン焼き

メリット

・運用次第では点数行動と飯行動の両立ができる(共通)
・かまど/調理場で食べている場合、家畜も飯行動のあてにできる(共通)
・収穫した種をそのまま食料にあてられる(共通)
・1手で入手できる飯量が比較的多い(パン)

デメリット

・基盤や補助を作るには、多くの手数が必要になる(共通)
・進歩数/アクション数が少ないため、競合すると致命傷を追いやすい(パン)
・プレイングが難しい。失敗すると致命傷になる(パン)
・暖炉でパンを焼く場合、小麦を焼ける量が少ない、食料の調整が難しい(パン)
・野菜アクションが出現するのは中盤以降のため、最初から野菜で食べることが難しい(野菜)
・野菜は植えても増える量が少ないので、大量生産が難しい(野菜)

人数

何人になろうとアクション数/でてくる場所が変わらない。
1人でも被ったらだいたい死人がでるし、パン焼き側はほぼ勝てない。

暖炉(石)の取りやすさの分、4/5グリ>>>3グリ>>>>>2グリの順で取りやすさが変わる。
野菜がいると種パンの競争率がさらに上がる。
後半は種パンを点数行動として行う人がでるのでできれば13Rまでに14R分の食料まで稼げるのが理想。

野菜はどちらかというと家畜と被る部分が多いので比較的柔軟に動きやすい。
種を植えるのにパン焼きがいると被る可能性があるので注意。

資材換算

メリット

・資材集めと飯行動を両立できる
・大進歩は余った資材を点数にも変換できる
・大量の資材を必要としないので少数でも無理なくとることができる
・人気がない資材を食べる場合、後回しにしてもとれる
・他プレイヤーの資材カットになる

デメリット

・任意のタイミングで食料変換できず、変換量も1度に1つのみというのがほとんど、また変換できる飯量が少ない
・本来使う用途以上に資材を使うため、資材不足に陥りやすい*3
・人気がある資材の場合、そもそも取れない可能性がある

人数

特性上、基本的にこれだけで食い切ることは不可能。
他の食料の補助として扱うことが通常のプレイになる。
資材を食料にする場合、本来の用途として使う分を計算しておかないと手数を多く使ってしまい、結局無駄手になる事が多いので使う場合は考えること。
資材の余り安さタイミングや状況、進行状況によって左右されるが大体下記のとおり。
レンガ>>>>石>葦>|超えられない壁|>>>>>>木
食べやすさ(食えるかどうか)は下記の通り。
葦≒石≧レンガ>木

基本的に木を食べることはお勧めしない。
よほど木が増えているか増やせる算段がないと柵に回す木がなくなる。

2/3グリは資材がほとんど資材が余らない。
何か手がない限りは資材で食べるのは考えないほうが良い。

漁・日雇い(4/5グリなら小劇場)

メリット

・アクション強化カードが多い
・最初からあるアクションなのですぐに使える

デメリット

・競合しやすい
・アクションの恩恵を受けるために手数を使う必要がある
・アクションを使用すると他人が得をする/妨害されるカードがある(漁/小劇場)
・カットが発生しやすい(漁/小劇場)
・アクション強化するために大量の木を使用する(漁)
・アクション強化できるカードが職業のみ(小劇場)
・増築アクションと兼用になるので、増築ついでにカットされやすい(小劇場/5グリのみ)

人数

人数が4人以上だと小劇場アクションが増えるが基本的にこれだけで食べきるのは不可能。
序盤〜中盤のつなぎ、終盤の補助として使用するのが一般的。
毎回通う必要があるため、手数がないと*4効果が薄いのも注意。

*1:それぞれの項目のみで食べられるかどうかを聞いてます

*2:野菜はパン焼きの一つとして考えられています

*3:特に木

*4:少なくとも4手は欲しい